人間は悪なるの存在なのか?
人間性善説・性悪説でもない『人間性弱説』。
※写真は10日前の庭で撮影。テーマは「光と闇」
最近は畑の片付け作業を進めながら『巻き込まれてしまった面倒なネガ案件』の対応をしているので、いろいろと『人間とは』について考えています。
私はこれまで、どうやら無意識レベルで性善説をベースに人と接し、農業経営を続けている感覚がある。
しっかし、性善説ベースだと農園のスタッフや取引先、友人からなどからドえらい目に遭うこと多々あり、痛いおもいをしながら経験を積んでいくとですね・・・。
「やっぱ性悪説なのか?経営者はそのスタンスじゃないと会社と従業員を守れないのか…」
人間不信に陥ります。いえ陥ってます。誰か助けてください。
でも、人は悪の存在出あることを前提に生きる、のは世の中怖いしトゲトゲしくてイヤだなぁ。
たとえば、農場内に監視カメラを無数に付けて、事務所内もカメラだらけにして、就業規則とルールブックでがんじがらめに固めて、ほうれんそう徹底して、取引先は必ず与信かけて警戒しまくって、友人とも適切な距離を取って深い関係にならないようにする?
やっぱりやだなぁ。
人は人との関わりの中で幸せを感じるし。
人との出合いは人生を広げてくれるし。
私の心は、【性善説←→性悪説】を行ったり来たり、今年の春に勃発した『巻き込まれてしまった面倒なネガ案件』発生から、悶々と思考を巡らせている。
んでね、一昨日車での帰り道。
月刊誌日経トップリーダーについてくるトップの情報CDを聞いていたらマネジメント理論のコーナーだったかな、
「性善説と性悪説の他にもう一つ、『人間性弱説』というのがあるのです」
性弱?!
それだっ!
めっちゃ自分の感覚にビンゴな初耳キーワード『性弱説』きたーっ!
「人間とは弱い生き物である」
が前提の性弱説。うん、わかる。だって自分がそうだもん(笑)。
弁護士に出さなきゃ埋けない書類つくらなきゃいけないのに、性弱な自分は今こうやって記事書いて逃げてるし…。
仕事さぼることもあるし、ズルしたくなるときもある。だって人間だもの。
そうか、みんな一緒か。
いままでいろんな出来事があって私を苦しめ悩ませ『自分が悪いのか?』と自己批判したり罪悪感を深めたりしていたけど…。
良い悪いではなく、人間は弱い生き物である。
性弱説だとすべて解釈できる。腑に落ちる。そして、これからの対応や取り組みもスッキリ明確になっていく気がする。
そして、いつか許せる時がきそうだ。
「人は弱いからこそ」前提で対人関係を俯瞰し、農業経営に取り組んでいけば、これからの出来事はより一層成長するチャンスとなり良き経験へと昇華できる。
んなことをCD聞いて気づきを得ました、というお話でした。
ちょこっとでもあなたの人生に、今の出来事解決のヒントになれば幸いと思いシェアしました。
さ、逃げずに本命の仕事にとりかかりますよっ。
では今日も一日、金魚水槽の水替えの時には『ぞうきん用意』を忘れずに、自分と自分の周囲の人がより一層幸せになるよう、自分の能力を発揮します!
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。