土木工事ではありません。畑起こし、耕してます。
アスパラガス畑を深く起こす深耕作業を、ハウスの中でも大胆にパワーショベルで耕しています。地道だ…。
おはようございます。昨夜晩酌しながら妻と色々話していたとき、私が質問すると妻は「別に。」と沢尻エリカ様バリの態度で何度も「別に。」と答えるのがおもしろすぎて笑いまくり今朝は腹筋が痛い寺坂祐一です。
新植予定のホワイトアスパラガス畑で失敗やらかしました。
昨年の秋に堆肥をたくさん入れて耕しておいたら…。雪が溶けて春になっても大量の堆肥が水分保ちすぎてぐちゃぐちゃで、ロータリー掛けてもネリネリ状態に…。
うぅ…。もうアスパラガスの苗は完成しているのに。このままでは老化苗となりその後の生育に悪影響が。
だが、ここで焦ってはいけない。
老化苗になるから、と無理して耕して土の物理的環境を破壊し悪条件で苗を植えるのはよくない。
アスパラガスは一度植えたら3年後から本格収穫。その後10年以上耕すことなく生育を続けるから土作りはこの一発勝負！といっても過言ではありません。
1週間ほど前にトラクターで耕してみたらネリネリ状態になったので諦め、トラクターの踏圧で一度丁寧に踏み固め、土と堆肥の乾燥を待ちました。
昨日まで良い天候が続き日照も強く、気温も高かったのでようやく畑の表面が白く乾いてきました。
ですが、土の中を掘ってみるとまだ土壌水分が多く、堆肥にも水がジュワッとレベルで含まれている。
ここで悩んだ。
アスパラガスは深く根を張る。だが深耕ロータリーは持っていない。プラウをかけるにもハウスの中だし持ってないし…。うーむ。
よし、ユンボだ。パワーショベルで深く耕すのだ！という思考プロセスをへて昨日実践でした。
すごいぞ！建設機械。
男の子はこういうの大好き♪息子が小さいときに一緒に見ていたボブとブーブーを思い出す。
農業機械だなユンボは。人類の英知の結晶だな。欲しいなぁ､でも中古でも高くて買えない現実。んで、リース会社からレンタルしてきました。
0.075という大きさユンボです。単棟パイプハウスにちょうどよいサイズですね。
深さ60ｃｍ以上で、畑の土と堆肥を豪快に混ぜながら耕していきます。農場スタッフの深谷さん、操作がかなり上達してきてうれしいぞよ。
これで畑は粗くボコボコになった状態なので、3日ほど乾かせば良い状態でトラクター耕起仕上げに持って行けるでしょう。
堆肥をたくさん入れてこれだけ深く起こせば、畑に植えられたアスパラガス君も喜んで根を深く張ってくれること間違いなし！なのだ。
70ｍの長さがあるこのハウス、一日かけてユンボ深耕作業お疲れ様でした。ありがとうっ！
ホワイトアスパラガスの土作り、畑作りのお話でした。
では、今日も一日老化苗気味のアスパラガス苗の心配をしながら、自分と自分の周囲の人がより一層豊かになるよう、自分の能力を発揮します！
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。