あっぶねぇーっ!潰すところだったよ…。
こんにちは。寺坂祐一です。
15日にドカッと雪が降ってハラハラドキドキの1週間。ハウスフィルムの巻き上げ作業がようやく出来たーっ!
一安心でございます。
一気に降ったからね~。
雪の重みでパイプハウスがクシャッと簡単に潰れるから…ほんと、危なかった。
もし、15日から3日間降り続いた大雪が“重たいベタ雪”だったら、グリーンアスパラガスのハウス1棟とホワイトアスパラガスのハウス1棟、潰した可能性があります…。
なんとか乗り越えて!
ここ数日穏やかなので、ハウスフィルムを天井に巻き上げるて縛り、片付けることが出来ました。よっしゃ!
なんで今頃?仕事が遅くなったのか?
もっと早く片付けたらいいんじゃね?
はい、言い訳しますね。
冷え込みが強くなり、アスパラガスの養分転流が進むと茎葉が綺麗に黄化してきます。
(病気などがあると赤茶色になってきますが、うまく転流期を管理できると美しく黄化します)
本当は、10月にはフイルムを片付けて露天にし、安心したいところですが…。
10月も11月に入っても、15度の温度管理を目指しハウスの開け閉めを続けて、ゆっくりと最後まで茎葉から根・地下茎・貯蔵根への養分転流をサポートし続けていました。
その分、光合成量も多いし養分転流量も増えるので、翌年春の芽吹き量・収穫量・アスパラガスのおいしさが違ってくるのです。
写真のアスパラガスの下半分を見てください。まだ緑色しているでしょ?
と、言うことはまだ養分転流が進行中と推測されて、11月上旬はまだ緑色していたので、もったいなかったのです。
それは、まだ黄化が進んでいないのに、ハウスフィルムをはがして氷点下にさらしたら、アスパラガスの茎葉は凍ってジ・エンド。
それ以上、養分を地下茎・貯蔵根に蓄えることが出来ません。だから最後の最後まで、粘りまくりました。
んで、15日の大雪。フィルムを片付けるタイミングを逃し、天気予報の雪マークを観ながら「いつ片付けられるのか?」ドキドキの1週間を過ごしていたのであります。
後悔ですが、14日に片付けておけばよかった!反省!!この辺の判断が、農業のおもしろいところだ。リスクとメリットと思想との兼ね合い…。
まぁ、でも、さすが強運の私。パイプハウスを潰さずに片付けることが出来ました。
この3番ハウスは品種アティカスとガリバー3年目。これだけ茎葉が育って黄化がうまくったので、来春の収穫が楽しみです。
今年は10月天候が良く日照量も多かったので、来年のアスパラガスは豊作予想です。※寺坂祐一調べ
寺坂農園でパート・アルバイトで働くと、このような片付け仕事もあります。2020年寮住み込み求人募集中です。
このグリーンアスパラガス、ホワイトアスパラガスを来年5月にガッチリ収穫体験(仕事だけど)することが出来ます!
アスパラガス、養分転流期での農家の粘り!というお話でした。
農業ができて幸せだ。今日も笑顔で。
#あなたも寺坂農園で働こう!
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