「いやぁ~、本当に勉強になった!すごい、ありがとう!」

「まさか、”農業って自然にあわせて”ってイメージがあるんですが、ここまで理論的に考えてすべての作業に根拠があって対応があってメロンが育っているなんて…、感動しました!」

昨日は『クラウドファンディングMAKUAKE』を通じてご支援いただき、リターンとして『寺坂農園メロン畑完全ガイド90分間 6/24開催』を選択いただいた澤口さん、中村さんへ、農園案内をさせていただきました😊


たくさんのご支援をいただいた2組様。
この日が来るのを、ドキドキでお待ちしておりました。もちろん、澤口さん、中村さんとは面識がなく、MAKUAKEを通じてのご支援・そしてご縁をいただきました。

当日までのやりとりもMAKUAKKEメッセージだけだったので、いったいどんな方が『寺坂農園メロン完全ガイド90分』だろうかと、興味津々ながらも、緊張して迎えた昨日24日。

10時前には、旭川から澤口さんがご来園(赤い帽子と白い帽子の夫婦)。

 

 

 

家庭菜園でメロンを育てていたけど、難しかったようで…。それでメロン栽培を知りたくて、そしてご支援ということでこのコースを選んだとのこと。

そして中村さん(若い男女)が、秋田県から!!!えぇーっ!(^o^;)

僕、「北海道旅行に合わせてですか?」

中村さん「いえ、北海道旅行に行きたいなぁ、と思っていたらクラウドファンディングを知って『寺坂農園メロン畑完全ガイド』があったんで、これだっ!で、これメインで北海道に来ました」

マジかぁーっ!
「本も読んでます。フェイスブックもいつも見ていて応援していますー」
うわぁ~、涙出るぐらいうれしい。究極の寺坂農園ファンの方でした(ToT)アリガタヤー

10時~メロン畑完全ガイド案内開始っ(^^)/
今回は、新入社員2人、タカちゃん&トオルちゃん。そして将来、岡山県で農家の後を継ごうと当農園で働きながら勉強しているカツオさんを加え、合計7名に対して解説開始です。

もう7月になろうというのに…。
『メロン栽培全体像』っつーもんを学びの人に伝えてなかったんです。

早春から超☆充実状態のメロン畑お仕事状態だったので、その作業作業での理由と技術は教えていたのですが…

メロン栽培を肥料・畑耕し~収穫まで、一連の理論・思想・技術体系を教えるに至ってなかったのです(^^;)
今回がいいチャンスなので、私の話にも熱が入りました。

 

 

まずは第一格納庫の中をご案内。
ボカシ肥料に対する考え方、効果、想い。化学肥料のセレクトとその特性。

農薬散布についても正直にすべてお話ししました。アブラムシやハダニの対策、いかに病気が出ないメロン畑における耕種的防除の取り組みの秘訣など。

栄養剤(葉面散布)で愛用しているミネラル水・熊石海洋深層水のこと、Bーバイタル酵素のこと。『信じる世界』だということ(笑)。「おいしいっ」って食べて感動するメロン作りへの取り組み。

そして、メロン畑へ。
寺坂農園はで2/20から10日間隔で2~5棟ハウス分ずつメロンの種を播き、生育ステージは全11ステージ。

6月末収穫~8月いっぱいまで、31棟約30,000玉のメロンを育てています。

一番遅い収穫は、8月下旬収穫予定のメロンハウス。その生育ステージから10日ずつ進んだ生育・栽培ステージをいっぺんに見ることが出来るのが『今』なんです(^^)

まずは、生育期、苗を植えて20日ほど経過した青肉メロン オルフェのメロン畑へ。ツルが100cmほど伸びているこの生育期での目指す草勢、ツルの角度や葉の大きさ、実際の整枝作業を解説していきます。

もうここから、質問がでる!出る!!
「なぜ?ここはツルを曲げるのか?」
「なぜ?根元からメロンを成らさずに、この位置にメロンを成らせるのか?」

などなど、めっちゃいい質問の連続で、説明ししごたえがありまくりでした(^^)

次は10日間早く植えたメロンハウス『開花期』のハウスを案内。成りツルについて、交配とミツバチについて、温度管理と着果不良、整枝方法をマニアックに解説しました。

「すいません、僕、メロン栽培マニアなんで…。すっごくマニアックに説明していると思うんですけど、このまま説明続けていいんですか?」

途中、澤口さん、中村さんに聞きました(^^;)

「いいっ!このまま続けて!!ここまで…感心だわ…」

この許可をもらって、わたくし寺坂祐一の解説はさらにヒートアップ(笑)。

次は『幼果肥大期』の30度気温設定のハウスへ。みなさん「さすがに暑いねー」と汗かきながらも、説明を真剣に聞いていただけました。

次は『硬果期』~『縦ネット形成期』のメロンハウスへ。個々での説明は、理論も理屈もあるけど、毎日天気・温度・日照が変化するので、毎日の観察と経験と勘と感覚を説明する世界(^^;)

美しい網目模様をどう形成していくのか?失敗するとどうなるのか?を、かなりマニアックに解説しました。

次に『横ネット形成期』→『ネット完成・肥大期』→『糖度上昇期』→『収穫期』のメロンハウスと順番に移動、解説。質問にドンドン答えていきました。

皆さん真剣なので、解説やりごたえ抜群でした。
90分ガッチリ解説した後は…。『メロン半切り贅沢食い』のご提供。
たくさんご支援いただいた大切な方、わざわざご来園いただいた方なので、感謝を込めて<(_ _)>

「これだけ、メロンが順番に生育していく姿をたっぷり解説してもらった、最後にこの『感動的においしいメロンをたべる』。もう、完璧です!」

大変喜んでいただけました\(^o^)/
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※今回、クラウドファンディングMAKUAKEを通じて『寺坂農園メロン畑完全ガイド』を選択・ご支援いただけた方のみ、への対応ですので、ご了承ください。
通常は、試食(厚さ約1cm)のメロンを提供しています。

※今回の記事も『メロン栽培のプロ農家』を対象とした記事ではありません。メロン栽培のことをよく知らない一般の方を対象とした記事ですので、ご理解ください。
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ひと安心♪ですーっ!
こんなに喜んでもらえるなんて、思わなかった!

一緒に参加した新入社員さん・スタッフさんも「やっと全部繋がって、社長の考えているメロン栽培というのがわかりました。いやー、勉強になりました」

これもまた、なんか『私のメロン栽培魂』伝わってうれしいです。
日々の作業の指示は、すべて食べておいしい、感動レベルで評価・評判になるメロン作りを目指してなんです。

そして1件の農家で微力ながらも、富良野メロンブランドを底上げし、北海道ランキング1位になれば…。

それは私も含めて一軒一軒のメロン農家の努力と研鑽の積み重ねしかない。

いままで富良野メロンのブランドを作り上げてきた先人の大先輩の農家さんに敬意を込めて。
この点に関しては『頑張ります』p(^^)q

 

あまりにもご好評だったので、来年から定番化しようかな?

 

応募者・参加者が出るかなぁ…。

次回は7/5。1組様、もちろんクラウドファンディングMAKUAKEを通じてご支援いただけた方に、メロン畑完全ガイドさせていただきます。

今回自信を付けたので、しゃべりすぎないように気をつけながらも『北海道・富良野メロンの栽培現場』をしっかりご案内します。

澤口さん、中村さん、ご参加・ご支援、本当にありがとうございました。また、たくさんの激励のお言葉をいただき、すごく元気をもらいました(^^)/
とても感謝しています。

今日は、メロンの収穫量が極めて少ないので、8月収穫予定のメロン栽培管理・整枝作業が遅れているので、それをガンガン進めます!

では今日も農業を通じて『自分』と『自分の周囲の人』の幸せを生み続けます♪