横ネット形成期。

縦のネットが表れたあと
横のネット(編み目)がひび割れし
そのひび割れが
カサブタのように盛り上がって、
編み目が浮かび上がります。


マクロ撮影から、伝わるかな?
この時期は、温度管理だけではなく
湿度管理も気をつかいます。

夕方、気温や太陽の角度、日射量、
ハウス内の気温・湿度を感じながら
早めにハウスを閉めて、
メロンに温度と湿度をかけます。

あまり、温度と湿度をかけ過ぎると
編み目が細かすぎたり、
メロンの樹そのものが弱ってしまう。

温度と湿度の確保が弱いと
粗いネットがかかり、
玉が小さくなり気味にとなります。

玉の様子を見ながら、
その日の天候をみながら、
「今日は4時半ごろに閉めるか?!」
って、毎日夕方、閉めるタイミングを
見極めています。

 

 

こればかりは、
経験を積むしかないのかなぁ。

6月、7月、8月と管理方法
太陽の角度や気温、日没が違うし
メロンの品種によっても違うし。

細かい網目模様を狙うのか?
ハッキリと盛り上がった編み目を
目指して管理するのかでも違う。

当農園は大きくて甘いメロンを
目指して育てているので
編み目は細かくなりぎみです(^^;)

編み目が細かすぎると…
ネットの盛り上がりに欠けて
見た目高級感が低下します。


悩むよ~。毎日悩むよ~。
それがメロン農家のおもしろい
ところなんですが(笑)

今日は横ネット形成期の
お話でした!

では今日も農業を通じてたくさんの
仕合わせを生み続けます♪
(^_^)/