メロンの大規模生産に貢献。
トンネル巻き取り取り付け講習会!
新人スタッフにミッチリ教えました。
寺坂農園はメロン専門農家。
あ、ホワイトアスパラガスが1棟
あるので…32棟のメロンハウスがある。
面積にして3.3ha。
これ、ぜーんぶ、富良野メロン。
メロン栽培大好きですからね。
マニアですかね。これでもかっ!
っていうぐらい育ててます。
富良野メロン栽培農家の中でも
トップクラスの栽培面積、
生産量だと思います。
それをお客様へ直接販売、
お取り寄せ通販とメロン直売所で
ほぼ、売り切れるのが仕合わせです(^^)
で、メロンの大規模生産ですが…。
これ、かなり難しいです^^;
私も悩み、苦労し、無理だと思ってた。
ですが「どうやったらできるか?」
常に追究し続けて
いろんな方法、対策を打ち出した。
数多くの悲惨な失敗、
小さな失敗を積み重ね
再発防止と改善を積み重ね
今の生産体制が確立しました。
今回紹介するのは当農園の
生産技術の一つ。
『トンネル巻取り装置』です。
2重、3重と被覆するメロン栽培。
1重の外張りビニールはもちろん
巻き取りになっています。
で、寺坂農園では
ハウスの中のトンネルも巻き取り装置
が付いていて、一気に開閉可能!
ラクだよ~。便利だよ~。
普通は、メロンハウスの通路を
ずーっと歩きながら、
うーん、3mおきぐらいかな…
手で開けてトンネルパッカーなどの
フックに引っかけて、開けていきます。
閉めるときは、
その逆手順になります。
ビニールが粘り着いたりして
なかなか締まらなかったりして
結構手間がかかるんですよね~。
(施設園芸農家さんなら、わかるよね!)
当農園も、トンネルビニールは
手作業で開けていました。
メロンの生育を隅々まで見ることが
できるメリットもあります。
しかーし、大規模栽培になると…
朝、太陽がでて一生懸命あけても
後半はメロンが蒸し焼きになっちゃう!
1棟平均100mもあるし、2列ある。
それがピーク時に23棟もトンネルを
開けなければならない。
早朝に一人では不可能。
さらには、2重ハウスが6棟、
これもクルクル回して開けなければ。
さらにさらに、ハウスの外側の
ビニールも開閉作業があるのです。
このトンネル開閉作業が
ボトルネックになっては大規模に
おいしいメロンを栽培できない。
それで試行錯誤をつみかさねて
このトンネル巻き取り開閉を
完成させました。
書くと長くなるんだけど…
むずかしいのさ、コレ!
地面のマルチシートが粘り着いたり
風で落ちたり(メロンが焼ける!)
すき間が空いたりと…
すべての問題を克服しました(^-^)
確立するのに4年ぐらいかかったかな。
ノウハウがてんこ盛りです。
それを新人スタッフに丁寧に
伝え、作業方法を教えていきます。
寺坂農園流、トンネル巻き取り方式。
見学・視察、自由です♪
遊びに来てね~。パクってくださいな。
あ、またマニアックな投稿を
してしまった(^_^;)
メロン栽培についてとなると、
どーも長くなってしまう…(笑)
今日はこの辺で!
今日から紫アスパラガスの収穫・
発送が始まりました\(^o^)/
(完売にて売り切れです)
グリーンアスパラガスの受付・
お取り寄せ通販の発送は
まだまだ、受付中です♪
では今日もたくさんの
仕合わせを生み続けましょう♪(^^)/
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。