先日、TV番組制作会社さんから電話が。
「おいしいカボチャの
見分け方ってあるんですか?」
あぁ~、うちでは「がんべ」って言って
(正しくは、傷が盛り上がったのを
「ガンベ」と呼びます。)
カボチャが畑でなっているとき
土に付いた部分が“かさぶた”みたく
色が変わってきます。
土に着いている部分の緑になって
いない部分は、正式には
「ベンチマーク」
というそうです。ナイスネーミング!
そこが濃いオレンジ色だと
おいしい目安になるんですよー
って、教えたのさ。
したっけ、
「その比較写真、欲しいのですが…」
ということで、この写真を撮りました。
向かって左が、見た目きれいなカボチャ。
向かって右は、土に付いてた部分が
オレンジ色かかったカボチャ。
こっちがおいしいのだ!
ここまで色付いていると
出荷規格ではB品扱いで
値段が付かないかもしれません…
が、農家は
このオレンジ色の濃いカボチャを選んで
完熟した甘いカボチャを食べるのです。
あ、ほくほくしたカボチャが好きなら
収穫してすぐのものがいいですね♪
カボチャは収穫後、すぐに発送せず
風乾・追熟を1~2ヶ月
風通しのよい日陰でおこなってから
全国へ通販でお届けします。
カボチャの中のデンプンが
徐々に糖に変化するので、
甘いカボチャになっていくのです。
そうなると、今度はベチャついた食感に。
『ほくほく』と『甘くてベチャつく』
食べる時期、追熟期間で変わるので
好みに合わせて食する時期を
オススメしています。
あ、箱の中のリーフレットに
このことを説明しているので読んでね♪
寺坂農園でお届けしているカボチャ品種は
『恋するマロン』と『くりゆたか』です。
あと11月に入ったら白いカボチャ
冬至カボチャの『雪化粧』になります。
そうそう、この写真をTV制作会社さんに
送信後・・・
TV出演の依頼がないので・・・
このネタ、ボツになったな(T_T)
では今日も
仕合わせをたくさん作りましょう!
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。