『あきらめない』という最終手段が
うまくいったのか??
洪水にて浸水し、翌日となった昨日。
朝、ソッコーで浸水した16番・17番ハウスを
見に行きました。すると…
メロンが生きています!!
やったぁ~\(^o^)/
葉がしっかりと立っていて
メロンが生き生きとしています。
葉がベッタリと萎れることなく
元気に生きています。
もう、奇跡!感動です!!!
たいていは、根が浸水により酸欠となって、
死んじゃうんじゃないかな…
翌日天候が良くなり、日がカーッと照ると
たいていはこのパターンに。
↓
↑過去写真です。
このようにハウス全体が
メロンの樹が萎れてしまい、全滅になります。
浸水により根が死んでしまうためです。
悲惨な絵ですよね…(>_<)
もう、2棟がこうなるを覚悟していました。
しかーしっ!!
朝イチで見に行ったら生きてるじゃないですかっ
おぉ~!!
もう、小躍りしたい気分ですっ!
通路の真ん中4カ所に大きく穴を掘り、
水中ポンプで排水したのがよかったのか?
とにかくうれしいよー!!
水中ポンプを片付けてるところです。
今回も父(70才)が大活躍。
若い男性スタッフ3名を仕切り
懸命の排水作業に取り組んでくれました。
あきらめないで、排水し続けて良かった。
(水中ポンプの4万円の出費なんて
全滅から比べたら・・・)
ただ、16番ハウスは収穫3日前。
17番ハウスは収穫10日前。
ちゃんと糖度が上がり、
収穫までメロンの樹がもつのだろうか?
あ、メロンの果実が水っぽくなる心配はなさそう。
メロンも必要以上に水は吸いません。
樹(葉やツル)がある程度元気なら、
糖度がしっかりのった甘いメロンに仕上がるはず。
その鍵は『根を生かす』ことだ。
水は引いたといっても、土壌水分は飽和状態。
少しでも水分を減らして、
根に酸素を空気を届けてあげたい。
ここで『悪あがき』をするのだ。
通路部分のマルチシートフィルムをめくって
土を露出させ、畑の乾燥をはかります。
丁寧にシートを寄せる作業。
ちょうど天候も晴れなので、
土の乾燥がすすんでいきます。
さらにさらに!
メロンの果実がなっている場所より
上の部分のマルチシートもまくり上げます!
メロンのツルを切らないように
地道にカッターで切っていって
マルチシートをハウスサイドに寄せていきます。
やっぱり畑の土は湿気っています。
そうだよね…
昨日まで浸水状態でしたから…(T_T)
これで少しずつ乾いていけば
メロンの根にも酸素が届いて
収穫までもちこらえられる・・・かな?
とーってもめんどくさい仕事、
ご苦労様です!!
さらにさらにダメ押しで!!
夕方に栄養剤を散布。
酵素の入った栄養剤を葉面散布して
少しでも元気なって欲しいのです。
今のところ、メロンは元気です!
最後まであきらめません。
メロンが生きているなんて、
もう、奇跡です!!!(^-^)
さぁ、ここからが勝負。
無事に甘いメロンの収穫持って行けるのか?
腕の見せ所です。
たくさんの応援メッセージ、
本当にありがとうございます。
仕事が目白押しで
個別に返信したいところですが
どうかご了承ください。
さぁ、明日の朝は
無事だったメロン畑の収穫作業です。
たくさんあるので頑張りますっ!p(^^)q
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。