農業という分野にエクスマが組み合わさると、とてもおもしろい事になる。
仕事が遊びのようになり、人生そのものが楽しくなる。
地方農業活性化の切り札だと本気で思っている。

※エクスマ=エクスペリエンス・マーケティング。
藤村正宏氏の提唱する「モノ」ではなく「体験」を売る視点のマーケティング

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↑メロン直売所に来るお客さんにかぶり物をかぶせて、記念撮影♪

なぜなら、
今、農業を取り巻く環境はきびしく、先行きも不透明だからだ。
人口減少、TPPとグローバリズムの波、米の値段が下落、野菜の安値安定、などなど…
今の農業に追い風要因は見あたらない。

しかも、大規模経営の増化、高齢者・小規模農家の離農、
地方の衰退、限界集落、耕作放棄地の増化・・
私が農業を営む富良野地域でも現実に起きていることである。

それでも毎年、畑を起こし、水田に水を入れ・・・と、
例年どおりに農家は農作業を積み重ねるが、
そこに夢や希望を持ち、ワクワクする農業をしている人はごく少数だ。

たとえば、
私自身の話になるが、市場や農協出荷による委託販売には昔から納得がいかず
17年前からメロンの直販を開始。直売所を初めて、全国通販を始めた。
10年前からはダイレクト・マーケティングの手法を農業にとりいれ、
一定の成果を上げた。
売上げも利益もしっかり確保できている。
農業の仕事は、直販の仕事も含めて、十分やりごたえがあって楽しい。

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通販・直販って、ネットで注文もらって発送して請求書おくって、
次の年はDMおくってメルマガで販売告知して、返信はメールで・・・
ダイレクト・マーケティングの表面を走ると、
効率化の追求となり、お客様との接点がクールになりやすい。
それでも他の農家さんがやらないから、ある程度お客様から選ばれ、売れる。

しかし、Facebook、Twittr 、ブログなどSNSに取り組んでいると

やっぱりお客様との交流は楽しいのだ。

非効率だし、手間が掛かるんだけど、純粋に楽しい♪
楽しいこと、ワクワクすることは良いことだ。
そこで、『農業にエクスマを』。
寺坂農園がSNSを使って発信・双方向のやりとりそのものが
お客様が“寺坂農園を体験している”ことになるのだ。
今、エクスマ札幌塾65期に参加し、エクスマの真髄を学んでいる。

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もしも、
エクスマを私が知らなかったら、
今までどおり『農業+ダイレクト・マーケティング』の道を、極め続けていただろう。
だけど、儲かりゃいいのか?
いったいどこまで売上げを伸ばせばいいんだ?
農業という世界、本当のハッピーはどこにあるのか?
そう感じ続けていたところ、今はエクスマに魅力にどっぷりハマっている。

だから、
これからは徹底して『農業にエクスマを』を追求し実践していく。

目指すは日本一のエクスマ農業だ。

この寺坂農園流手法を作り出し、実績をだす(=お客さんと思いっきり楽しむ)。
そして将来は『農業にエクスマを』の楽しさ、すばらしさを
全国、そして世界の農業者に伝えていく人間になりたい。

メロンボンバー
やるぜっ!