【成功の影で“孤独”に苦しむ】
孤独感に襲われる…
この言葉通りの寂しさが続いた。
成功ってこんなにも孤独なのか?
10年前の31歳の時。
『成功ノート』という本に出会って
それからむさぼるように勉強を実践を
繰り返した。必死だった。
3年ほどで急成長路線に入る。
ドンドンお客様が増えて
順調に売上げが伸びていく。
しかし、孤独だった。
妻はパートナーとして、
一緒に戦ってくれていたのですが
心の中が孤独だった。
原因はわかっている。
産地直送の農業、
ダイレクト・マーケティングの魅力に
取り付かれ、仕事に没頭。
地域の農村社会との関わりも減る
今までの友達とも疎遠になる
集団組織に属さない、自立型経営路線
メロンしか育ててないので
他の農家さんとの関わりも疎遠に。
富良野で真剣に販売に取り組む
先輩も仲間もいない。
しかも、私の心の中は当時
「自分がやっていることが
正しいと 証明してみせる!
必ず成功させる!」
と、戦闘モード(^^;)
当時はね。当時の心境だよ。
それって、言葉にしなくても、
周囲へオーラで伝わりますよね(汗)。
それでも突き進む、若かった私。
「私は何も悪いことはしていない!」
とにかく一生懸命働いた。
農作業、受付、発送、直売所…
メチャクチャ働いた。
赤いオシッコが出て驚いたことも。
誰にも負けない。限界まで働いた。
まるで、孤独感から逃れるように…
だが、それからは逃げられない。
たくさんいた友達とも、
なぜか会話しても楽しくない。
自然と関わりが減っていった。
現実として、孤独なのだ。
アルバイトスタッフが増えても
お客様がいっぱいきてくれるけど
家族もいるけど
心の中は孤独感でいっぱい。
夜、疲れてヘトヘトになって、
ベットに寝転がる。
天井を見つめなが、考え続ける
なぜだ・・・・
人は幸せになるために、生きている
しかし、
頑張れば頑張るほど、孤独を感じる
人間関係もおかしくなる。
なぜなんだ・・・・
【続きはまた!】
北海道・富良野からおいしいメロン・野菜を全国にお届けし、お客様に「おいしいっ」と喜んでほしい』を理念と据え、産地直送に取り組む農業を続けています。