新年、明けまして一冊目の本は…

『マタギに育てられたクマ』金治直美著

マタギって、なにさ? っていう感じだわ。

2012年、一冊目に読む本はなんだかかっちょこいい本を
読んだ話をアップしたかったが…

この本、息子の冬休みの宿題、
読書感想文の課題図書なのだ。

うんで、私も読んで、感想文をまとめる上での
サポートになれたら……と、思いまして。

感動するお話でした。さすが、推薦図書。
白神山地に伝わるマタギの伝統。

なぜ、厳しい掟を守るのか?

神はどこに存在するのか?

小熊を2匹育てた理由。

人間と自然との関わり方…

学ぶことはいっぱいです。
アイヌの文化にもの似ている、と書かれていました。

クマの血や内臓は、貴重な薬だったらしいです。

貧困な生活をしていた村を、家族を守るために
冬から春にかけてマタギは
危険なクマ狩りを、ストイックなまでに掟を守りながら
今でも続けているんですね。

今は、すんごく豊かな時代。
食べ物に不足することもなく、
薬もあるし、お医者さんもいるし。
パソコンもあるので、情報もいっぱいだし。

600年前からつづくマタギのクマ狩りは
貴重な自然、食料を守りながら
すこしずつ、山の神様に感謝しながら頂く
”調和”””バランス”をとっても大切にした
生き方だったんですね。
だからつづいていくんだ。

バランス。

このキーワードを意識しながら
農業経営に生かしていきたいと思います。

そして、息子の宿題『読書感想文』も
無事終了。一安心です。ふぅ~ (*^ 0 ^A

息子はまた違った視点で読んでいるのが、興味深かったなぁ。