悪質な犯罪行為があり、メロンハウス6棟が全滅しました。

離農するかもしれない事態です。

寺坂農園のメロン畑が犯罪被害にあいました。

その犯罪行為の内容がわかるにしたがって、
悪質な酷い犯罪であることがわかりました。
犯罪被害にあって、メロンハウス6棟が全滅。

約6600玉のメロンが全滅して収穫不能。

科学的な調査の結果、
メロン畑に除草剤が撒かれて
いたことが判明しました。

私たちの推定ですが、
7月10日深夜に、犯人がメロンハウスに
忍び込み除草剤を撒くという
犯罪行為を実行したようです。

6棟のメロンすべてがゆっくりと
数日かかって枯れあがっていく。

メロン農家にとって、
こんな過酷で悪質な犯罪行為はありません。

最初、理由が全くわかりませんでした。
何をどうしてもメロンは枯れていく。

メロン農家としてこんな辛く、
悲しく、そして無力感を感じる出来事は、
今までありませんでした。

悔しい…。

あまりの出来事に、
世の中を信じられなくなるくらい
精神的に追い込まれました。

1棟除草剤撒かれただけでも
経営にものすごいダメージを受けます。

なのに一気に6棟も

犯罪行為により全滅させられてしまいました。

事件発生の7月10日から今日まで
犯人逮捕に向けて自然を装い
SNS投稿もいつものように
ふつうに投稿し続けていたのも
辛いものがありました…。

「青肉メロン」ご注文のお客様へ

キャンセルお願いの電話を
どんどんかけているところで
一部のお客様にはお伝えしていましたが

警察の捜査も着々と進み
早期に逮捕されることを望んでいます。

警察やこころある人たちからの励ましで
私のメンタル面も立ち直りつつあり
ようやくこの事実を
投稿する事ができました。

【事件は7月10日に発生していました】

経緯を説明します。

まず、7月に入ってから
通常ではありえないことが
メロン畑で起きるようになりました。

メロンハウスの
全自動換気装置が誤作動を起こす。
最悪の場合メロンが焼けてしまい
全滅する可能性があるトラブルでした。

そのときは、
犯罪行為が行われているなんて想像もつかず、
私は「誰かスタッフが間違えて操作した」
と思い、
スタッフに注意するように指導していました。

2~3日に一度の頻度で
朝になると全自動換気装置の設定が
数棟、設定が狂っていましたが、
全て誰かが気づいて対処して、
メロンが高温で全滅する危機を
3回ほど回避していました。

「絶対に設定をいじっちゃダメ!
メロンはあっという間に全滅するよ!」

そのたびに朝礼で注意していたのですが
誰かが間違えて、設定をいじっている。
そう思いこんでいました。

犯罪行為が行われているとは
まったく気がつかなかった…。
お人良しの私は、
イタズラされているとも考えませんでした。

しかし、
4度目は大規模な犯罪行為で発覚しました。

9日夜から未明にかけて

・一度にメロン畑9棟の
全自動換気装置の設定を
ぐちゃぐちゃに狂わせる。

・メロン畑東側8棟の
換気装置を動かすブレーカーを
オフに操作して換気装置すべてを
機能停止状態にする。

・2カ所ある給水栓が『半開き』で
農業用水がダラダラと流したままにする。
一定量を越えると、
メロン畑に水が流れ込み畑が水浸しになる。

・そして、農家にとっては
究極の極悪非道の禁じ手である
『6棟に除草剤散布』。

これらの犯罪行為が
9日夜から未明にかけて
一気に実行されていたのです。

そんなことも知らず…
10日は朝5時半から3人で

メロン収穫作業を行っていました。

すると21番ハウスの巻き取り開閉が
狂っていて開かなくなっている。

早朝は曇り・雨の天気だったので
締め切りのハウス内が高温になって
メロンが焼けてしまうことはなかった。

「また設定が狂ってるね…おかしいね…」
しかも給水栓が、しかも2カ所も
中途半端に開いていて
農業用水がダラダラと流れ出ている。

「あれ?昨日の夜7時に見回りをして
そのときは水は出ていなかったのに
なんでだろう…」

収穫スタッフと「不思議だね」
と、話してました。

その後、収穫作業が8時頃終わり
朝礼を終えた頃、曇った空が晴れはじめ
暑い夏の日差しの太陽が照り始めました。

専務がハウスの見回りにいったとき、
25~32番ハウスが開いていない!
メロンが蒸し焼きになっているた。

緊急異常事態を発見。

スタッフ総動員で駆けつけ
メロンハウスのサイド換気を
開けようとするも、電源が落ちている!

電源コードを切られたか?
これは間違いなく外部の人間の仕業。
まさか…
ここでとっさに思い浮かびました。

「これは…うちのミスじゃない。
寺坂農園を潰そうとしているヤツがいる」

恐怖を感じながら、必死にハウスの
下腰ビニールをおろして換気できるよう
みんなで汗だくになりながら開口部を作り
メロンを守るのに必死でした。

「ブレーカーが落とされている!」
父が原因を発見し、電源復旧。
ゆっくりとハウスのサイド換気が開き始め
なんとか全滅を逃れることができました。

設定を狂わされたのは8棟。
そのうち、焼けたハウスは4棟。

熱い日差しの下、、
約1時間ほど換気されないハウスの中で
ジリジリと蒸し焼きになっていたメロン。

生育への影響程度は…
中位葉が少ししおれているぐらいで
今までの経験から『回復する』と判断。

「これぐらいの程度なら、
何とか収穫まで持っていける!」

そのとき15名ほどで走り回って
大騒ぎしながら換気しようと頑張って
いましたが、とりあえずみんな一安心。

それと同時に、
得体の知れない恐怖感がわき上がる。
「い、いったい誰が…」
いったいなぜ…。何の目的が??

前に3回ほどあった
全自動換気装置の設定が狂っていたのも、
そうか、
外部の人間の仕業だったんだ…

本当に恐怖を感じました。
このまま秋までメロンを収穫しきれるのか?
また犯罪行為をしにくるのか?

めまいがした。

しかも一年で一番の繁忙期の今。
心が折れそうでした…。

でも、換気ができずに蒸し焼きになった
メロン4棟を見ると、生育に悪影響が
でるものの、回復し収穫できそうなので

「何とか助かった…」
と、思っていたのですが…
これは深刻な犯罪行為に違いありません。

7月10日午後。とにかく警察へ通報。
被害届を出して捜査してもらうことに。
もうこの時点でヘナヘナです。

しかし…
それで終わりではありませんでした。

翌日11日なるとメロンの『しおれ症状』が
ひどくなっていくのです。

 

天候は曇り・雨の空模様。
メロンが“しおれる”天気ではない。

蒸し焼きになったハウスの内3棟が
時間の経過と共にゆっくりと
葉のしおれが酷くなっていきます。

そして、さらに不思議なのが…

蒸し焼きにならなかった被害のないハウス、
ちゃんと換気していたハウスのうち
3棟もしおれてきたのだ。

「まさか…?! 除草剤をまかれたか?」

いやいや、それはないだろう。
そんなこと、悪魔にしかできない。
そんな悪質な事件、聞いたことがない。

メロン栽培はものすごく手間がかかり
毎日気を配って管理してようやく
収穫できる難しい農産物だ。

そんなメロンに除草剤散布は、
『それをやっちゃ人間じゃない』
悪魔レベルの所業である。

農業改良普及センターの専門家にも
すぐに来てもらい、
ゆっくりとしおれていくメロンを
見てもらった。

 

「メロンの玉の横肥大期なので
樹への負担が強くかかった為の
生理傷害ではないでしょうか?
一時的な現象だと思われます」

よかったー!!
除草剤じゃなかったー!
それなら生育は回復する。させられる。

でも、まて。
『曇りの天気なのに“しおれてる”』
っておかしい。

もしこれが生理傷害なら原因不明だ。

その場合、このハウスに
来年メロン植えたら悪化して症状がでる。
メロン作りができなくなる、ということだ。

犯人が分からない不安。
動機がわからない不安。
それに、理解不能なメロンのしおれ症状。

気が狂いそうだった。
6棟も全滅したら、
お客様に迷惑をかけるだけでなく、
寺坂農園は、倒産だ…。

できることをやるしかない。
スタッフ総出で6棟のメロンハウスに
遮光ネットをかけて日差しから守る。

肥料を溶かした水を流し込み
葉には栄養剤をかけて回復を祈った。
やれることは全部やった。
除草剤でなければ、これで回復する。

事件発生3日目の翌12日。
早朝、おそるおそるメロンハウスを
のぞくと、しおれが酷くなっている。
メロンの葉が寝たまましおれ、起きない。

もうダメだ…。どうみても、
除草剤をかけられたあと、のような
枯れていくメロンの姿である。

農業資材メーカーの営業にも見てもらうと

「あぁ、きっと除草剤ですね…」

「生理傷害では説明つかない。
これは除草剤が効いている症状だ」

「これは酷い、酷すぎる…」

警察にも再度連絡し現状報告。
科捜研が調査することになりました。

当農園も民間の残留農薬検査に
サンプルを送り調査しました。

この間の約5日間は、生き地獄でした。

きれいに編み目がかかったメロンが
ズラーッと120mも並んでいるハウスの中。

ゆっくりとゆっくりと、
メロンが枯れていくのです。
手は尽くしたのですが
これ以上、助けることもできない。

ただ、ただ、メロンの茎葉が
枯れていくのを見ているだけ。

メロンの玉だけは残り葉と茎は枯れるので
残ったメロンの玉がむき出しになって
ズラーッと並んでいる…
そんな悲惨なメロンの墓場を見ているだけ…

たとえるなら
高校生まで育てたかわいい子供が
目の前でゆっくりと5日間かけて
死んでいくような感覚。

しかも6棟、約6600玉分も。
もう、夢であって欲しい。
自分の農園で起きたこととは
とても思えない。

連日の収穫作業で疲れているのに
夜はがっつり焼酎をあおらないと
とても寝られない。

やっと寝ても、
苦しいことに次の日がまた始まる。
まさに、生き地獄。

朝、目覚めたくない!
しかし早朝、メロン収穫作業へと
メロン畑に行かねばならない。

メロン畑に行くと、
死にゆくメロンハウスがあちこちにあり
胸が苦しくなってくる。
吐き気がしてくる。

↑12日のメロンの様子。
ゆっくりとしおれていく状態に。

農園全体が葬式のようでした。
毎日が。
スタッフの口数も少なく沈んだ空気。
メロン農家なんて、もうイヤになりました。

それでも、毎日メロンを収穫して
元気な『ふり』して農園の様子を投稿し
発送作業を続けていました。

次の犯行におびえながら。

残ったメロンハウスは10棟。

あと1、2棟やられたら、
確実に倒産だ。

寺坂農園はたくさんの人を雇用している。
9月には給与を払えなくなって
一気に倒産となるだろう。

そういう面では家族経営の農家より
危うい経営体であるのだ。

北海道農業だから、夏の一発勝負。
来年の秋まで、収穫と収入はない。
冬がくるので一年一回一度きりの真剣勝負。
その真剣勝負が…
犯罪行為のターゲットになり無惨なことに。

これ以上、被害に遭ってはならない。

監視カメラを各所に増設し
光センサーライトをメロン畑の
各所に設置しました。

そして毎晩交代24時間体制で
見回り、監視をシフトを組んで続けました。

「犯人は必ず、効果を確認するために
現場にまた来るはずだ。」

「これ以上の被害はださない。
絶対にメロンを守るんだ」

みんなメロン収穫で疲れているのに
男性スタッフを中心に
見回り、監視にすすんで協力してくれた。

警察も毎晩、巡回にきてくれて
張り込みもやってくれました。
これは安心でした。
とても感謝しています。

が、犯人はあらわれず…。

事件後3週間がすぎていますが
監視・見回りを今でも続けています。
残るメロンはあと6棟。
何とか守り抜きたい。。

どうやら、警察の話だと
捜査が着々と進んでいるみたいです。

事件発生から時が経ち、
再度犯行・被害を受ける可能性も減りました。

ようやくお客さまにお伝えできる

状況と判断し、現在に至っています。

まだまだ、犯人逮捕まで予断を
許さないところですが…。

とにかく、今できることを。
残ったメロンを守ること。
残り6棟の赤肉メロンハウスを
しっかりと収穫することに集中します。

そして来年以降、
私たちが安心して
メロン栽培をできるようになること。
それを心から願うばかりです。

※犯人逮捕に繋がる情報がありましたら
警察までお知らせください。
ご協力よろしくお願いします。

----------------
【お客様へ】

経緯報告が長くなりました。
以上のことから、8月からお届けする
メロンの数が、かなり少なくなりました。

赤肉メロン『フラーチェ』は計画より
約4600玉も収穫量が減りました。
遅くにご注文いただいた場合は
早くに売り切れになりそうですので
ご了承ください。

まだご注文を受け付けています。
しかし、
すでにご予約いただいている分があり
お届けは8月下旬になりそうです。
ご理解のほどよろしくお願いします。

---------------

【青肉メロン『オルフェ』ご注文のお客様へ】

2棟2000玉を生産していて
とても順調で元気よく育っていましたが…

犯人の標的となり
すべて全滅となりました。

700件ほどご注文いただいていますが
すべてキャンセル手続きさせていただきます。
ご入金済みのご注文は
随時返金手続きを進めていきます。

青肉メロン『オルフェ』は会員さん優先で
ご案内をしており、楽しみにしている
お客様がたくさんいる中、本当に悔しいです。

「半分でも生き残れば…」
メロンの力を信じ万策を尽くしたのですが、
ゆっくりとゆっくりと、
最後にはすべて枯れてしまいました。

こうして書いている最中でも
涙が流れてきます。
くそーっ!くやしい!!

メロンを守ることができませんでした。
そして約束通りに
お届けすることができなくなりました。
本当に申し訳ありません。

ご注文済みのお客様には
郵便、電話、FAXなので順次連絡して
いきますのでよろしくお願いします。

----------------
【再度、お客様へ】

※除草剤の来年以降の影響はありません。
今後収穫されるメロンに影響はなく
安心して食べることができます。

農薬販売会社さんと、
農業改良普及センターの専門家にも
確認しました。

今回、犯罪行為に使われた除草剤成分は
土に着くとすぐに不活性化し、
微生物によって分解されてしまいます。

人と土にやさしい除草剤成分です。
よって、土に残ることはありません。

被害を受けたメロンハウスでは、
次作以降は健全に生育し安全なメロンが
収穫できますのでご安心ください。

こうした除草剤を使うこと自体、
証拠が残らないように
考えられている可能性が高く、
この犯罪行為が悪質であることがわかります。

しかし、その悪質さの結果、
今後収穫されるメロンには
全く影響がないというのが皮肉な話です。

----------------

【地域のみなさまへ】

私の投稿は、寺坂農園メロン畑周辺の
地域の農業者の方がたくさん見ています。
その地域の皆様へ。

このたびは当農園のメロン畑で
上記のような事件が起きてしまいました。

犯人がさらに犯罪行為を続けて、
近隣の農家に対しても
除草剤散布などの犯行を
重ねる危険性があります。

どうか、それぞれ、
注意と警戒をして欲しいです。

ハウスの周囲にセンサーライトの設置や
夜の見回りも必要かもしれません。

また、当農園で事件が起きたため
特に夜間におけるパトカー巡回回数が
とても多くなっていることをお伝えします。

また当農園には、
センサーライトの増設、
監視カメラの増設されていて
物々しく感じるかもしれませんが

このような犯罪に
巻き込まれてしまったためで
自己防衛策であることをご理解ください。

そして、
こんな犯罪事件が発生してしまい
しかも『除草剤を撒かれる』という
農家にとってとても恐ろしい事が
寺坂農園で起きてしまい
地域のみなさまも
不安な気持ちを感じることと思います。

この犯罪行為について、
犯人が何を考え何を目的に
しているのか全くわかりません。

一つだけ。
除草剤という農家の努力を一瞬にして奪う、
極悪非道な手口を使う犯人です。

科学調査の結果が出るまで時間がかかり、
除草剤が使われている事実を確認できないまま、
近隣の皆さんに知らせて、
不安を煽りたくなかったので、
告知が遅くなったことどうぞご理解ください。

警察により早く犯人が逮捕され
周辺農家さんにも犯罪行為が
拡大しないことを願うばかりです。

 

---------------

【犯人へ】

この犯罪行為を起こした犯人は
かならず
この投稿を読んでいるはずです。

なぜ?このような行為に及んだのか?
想像は膨らみますが、
あなたにどんな理由があっても
このような犯罪行為が許される理由にはなりません。

犯人であるあなたの行為は、
嫌がらせが目的だったなら、
悔しいですが、大成功です。

犯人であるあなたはきっと
大喜びしているのではないでしょうか?

「こうされる理由が寺坂農園にある。
だからこうしてやったんだ!」

って、犯人は自己正当化すると
言われているのを知っています。

ですが、
犯人であるあなたのした行為は
正当化されない犯罪行為です。

この行為の責任は全てあなたにあって、
寺坂農園には一切責任はありません。

犯人のあなたに
犯罪行為の全ての責任があります。

これだけの重大な犯罪行為をする勇気、
行動力があるのなら、
自らの力・能力をもっと社会のため
自分の幸せを実現するために使うのが正解です。
それが成熟した人間の生き方です。

あなたは、多分、
それを知らない人なのだと思います。

本当に失敗した、
本当に酷いことになったのは
私や寺坂農園ではなく、
『犯罪行為を行った犯人であるあなた自身』。

もう取り返しはつきません。
あなたは一生、この罪を償わない限り、
この罪を一生背負い続け、
苦しみ続けて生きることになるでしょう。

今、私は、寺坂農園は不幸のまっただ中。
メロンも心もズタズタやられています。

でもこれだけは言える。
私たちは復活できる。
何度でも立ち上がる。

寺坂農園は瀕死の重体といってもいい。
今後の動向しだいでは
廃業する可能性もあります。

北海道・中富良野町のこの地に
大正時代に入植してきて私で5代目。

約100年続いてきた家業の農業も
とどめを刺すレベルでの犯行に
強い怒りを感じています。

犯罪被害者として、絶対に許しません。
かならず償ってもらいます。

警察の捜査力を信じ、
犯人逮捕に向けて全面協力していきます。

---------------
【寺坂農園の社員・スタッフ、その家族の方へ】

一連の事件発生により不安になり
心配をおかけしているところです。

夜の見張り、見回りに協力してくれた
勇敢なスタッフにも感謝しています。

もう、起きてしまったことはしょうがない。
あきらめたくない、けど、
この厳しい現実を受け入れるしかない。

全滅した6棟のメロンは戻ってこない。
これからを、前を向いて進んでいくしかない、
そう考えています。

まだ雪の残る2月からずーっと
大変なメロン作業を続けてきて
苗を育て、メロン畑に植えて
その後14回もある管理作業を積み重ね

さんざん汗かいてツル取りをして、
摘果して、皿を敷いて、腰の痛みに耐え、
メロンにきれいな編み目模様がかかった頃、
手をかけて収穫までもうすぐというところで…

除草剤を撒かれて、ゆっくりと
全滅していくメロンの姿を見ながら
その隣のハウスでで淡々と
生き残ったメロンの管理作業を続けるって
どれだけ辛いことか…

辛い仕事をさせてしまって、すまない。
さらには…これから、
全滅したメロンを片づける
という、悲しくてきつい作業が6棟もある。

悔しくて辛い作業をさせることになります。
本当に申し訳ない。
ものすごいストレスが蓄積していると思う。

近日中に全滅したメロンを一気に片づけ
気持ちを新たに、来年に向けて
また土作りから取り組んでいきましよう。

寺坂農園がどうなるのか?
仕事が減るのではないか。
会社は大丈夫なのだろうか…。

いったい犯人は誰なんだろう…。
もし来年も除草剤を撒かれたら…。
心配事はたくさんあると思います。

社員・スタッフのご家族の方も
生活に直結する出来事です。
ご心配おかけしています。

私は、寺坂農園存続に向けて
日々全力で取り組んでいきます。

不安があれば遠慮なく話てください。
対応していきます。

それと…
メロンが6棟も全滅していく中、
もうダメだ…と落ち込んでいる中、

「きっとスタッフが数名、
やめていくだろうな…。
こんな仕事やってられないもんな…」

落胆し、覚悟していました。
が、誰も会社を辞めることなく
メロン収穫・発送のピーク時期を
一緒に乗り切ってくれました。

感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にいい社員・スタッフに恵まれた
寺坂農園です。

あなた達と一緒なら、
このピンチも乗り越えられます。
仕事も心も支えてくれてありがとう。

-----------------

【私の今の心境】

犯行直後から10日間ほどは…
夢を見ているようでした。

なんか、映画やドラマの中にいるよう。
まさか、こんな酷いことが起きるなんて…
あるはずないじゃないですか。

人に迷惑をかけないように生きてきて
まじめに、一生懸命、
ただ、ただ大好きな志事を

甘くておいしいメロンを育て、
全国へお届けしつづけている…だけなのに。

何でこんな目に遭わなきゃいけないんだ。
ありえない!世の中、
こんな酷いことがまかり通っていいのか!

事件後1週間ほどは
あまりにも非現実的すぎる出来事で
涙すら流れませんでした。

今は現実を受け入れ
やっと泣けるようになりました。
辛くて、
辛すぎて泣けるようになりました。

泣けるようになって少しだけラクになった。
宣言します。
絶対に負けません。

こんな事で負けてたまるか!
自分の生き方を曲げてたまるか。

という決意とは別に、
世の中、
こんな理不尽なことがあっていいのか?

正直、世界を信じられないところまで
追い込まれました。

私は何も悪いことをしていない。
自分の人生を
まっすぐに生きているだけだ。

わけのわからない犯人の
犯罪行為の結果に屈服するわけにはいかない。

私の人生において、
犯罪行為を行った犯人なんてどうでもいい。

大切ななのは、
私と共に歩んでくれる人たち
応援してくれる人たちです。

その人たちの気持ちや
応援に応えるためにこれからも
自分の志事を頑張っていきます。

これからも自分のミッションに
自分の天職に生きます。
メロンを育て、お届けし続けるのです。

それが結果的に犯人に対する
“復讐”になるのでしょう。

時間が経過し、ようやく自分の
チカラをようやく取り戻してきました。
そして、
やっとこうやって報告できました。

つらかった…。
辛く、悲しく、苦しい7月だった。
投稿では、警察による捜査の
じゃまにならないよう
平穏をよそおっていました。

「メロンが大豊作で甘いです!」
と、投稿していてこれは本当なのですが、
今でもいいメロンが採れてますが
その裏で6棟が全滅する事件が起きて、
悲しみに包まれていました。

はぁ…決算、どうしよう…。
あ、関係業者様への支払いは大丈夫です。
おかげさまで7月まで
たくさんメロンが売れて感謝の日々です。
資金面はなんとか大丈夫です。

しっかし、この被害1500万円越え…。
小さな家が一件建つ。
ふつうの農家なら今月飛ぶ。
どんでもない大被害を受けてしまいました。

経営回復には数年かかる見込みですが
社員・スタッフを意識を統一して
かならず来年も、来年以降も
農業を続けていく所存です。

この経験から学び、
必ず復活してやる!
仲間と一緒にこのやりがいに満ちた
楽しい農業をつづけるんだ。

それが犯人に対する
“最大の報復”だと思っています。

除草剤をかけてメロンを枯らせても
私たちの心は枯らすことができない。

犯罪行為を行った犯人よ。
もし私たちの心を枯らすことが目的であれば、
それは大失敗でした。

私はメロン産直農家を続けて
仕合わせを生み続けて生きます。

-------------
【最後に…】

私の大好きな神田昌典先生が訳した

『それでも…逆説の十戒』
~この狂った世の中で、
あなたの生きる意味を見つける~
ケント・キース

を引用・紹介させてください。

ーーここからーーーーーーーーーーー

1、人は不合理、わからず屋で、わがままだ。
  それでも愛そうじゃないか。

2、何かよいことをすれば、
  自分のためにやったんだと
  人はあなたを批判する。
  それでも、良いことをしようじゃないか。

3、もしあなたが成功すれば、
  偽物(ニセモノ)の友人、
  そして、本物の敵が現れる。
  それでも成功しようじゃないか。

4、今日行った良いことは、
  明日には忘れられる。
  それでも良いことをしようじゃないか。

5、誠実で、そして正直であれば、
  あなたは傷つくかもしれない。
  それでも誠実で、そして正直であろうじゃないか。

6、大きな理念を抱く大きな人は、
  小さな心を持つ小さな人に撃ち落とされる。
  それでも大きな理念を抱こうじゃないか。

7、人は弱者に同情するが、
  結局、強者になびいいていく。
  それでも、少数の弱者のために、戦おうじゃないか。

8、何年かかかって築き上げたものは、
  一夜にして崩れ去るかもしれない。
  それでも、築こうじゃないか。

9、助けを必要としている人を
  本当に助けたら、
  あなたは攻撃されるかもしれない。
  それでも助けようじゃないか。

10、持っている最高のものを、世の中に与えたら
  自分は酷い仕打ちを受けるかもしれない。
  それでも自分の最高のものを、
  世の中に与えようじゃないか。

ーーーーここまでーーーーー

『逆説の十戒
10番目を自分に当てはめると』

私が持っている
磨き上げてきたメロン栽培技術を生かし育てた
甘くておいしい最高のメロンを
お客様へ直接お届けする農業を続けていくチカラ。

持っている最高のものを、世の中に与えたら
自分は酷い仕打ちを受けるかもしれない。

それでも自分の好きな農業を続けて、
自分が創造できる最高のものを、
世の中に与えていこうじゃないか。
 
------------- 
 
泣けてきます。
あぁ、今は、思いっきり泣きたいです。

でも、思いっきり泣いたら、
また歩き始めます。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

【メロン6棟全滅事件:おわり】

※報道機関、マスメディアの皆様へ
・模倣犯が発生する怖れ、
・富良野という産地に対する風評被害の発生・拡大の怖れ
・犯人がまだ逮捕されておらず、誰だかわからない不安。

以上3つの理由から、取材・報道は一切お断りしています。
ご理解の程よろしくお願いします。

ページ最上部へ