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---------------- 寺坂農園メールマガジン1232号 令和元年7月22日 ----------------
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成長するのは、植物であるメロンそのもの。人間は手助けしか出来ない。
『人間の力なんてちっぽけなもの』だと、農業やっているとしみじみと感じる夏。
太陽の光と水と土から頂く恵み。豊作続きに大感謝であります。
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28年間メロンを育てる農業をやってきて、こんなに豊作な年はありません。品質・仕上がりも最高。大きさも十二分。ありがたい限りです。
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自分は、甘いおいしいメロンを育てるプロの農業者でありますが、実はメロンを育てることは出来ません。
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甘いおいしいメロンがたくさん採れるためにまず必要なのは、太陽の光と水と土。あと、空気も。
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メロン自身が太陽の光と水と空気と土を使って、そのメロンの持つ特質をどこまで引き出すことが出来るのか?そのサポートをすることしか私には出来ません。
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私が出来ることは、メロンが育つ土作りと水と温度と肥料の調整であってそのサポートぐらいしか、人間は出来ないのだ(この部分はかなりマニアックに探求しています!)。
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あ、あと、整枝作業(草勢調整)、雑草抑制、そして病気と害虫からメロンを守ってあげる仕事もしています。これもメロンが生長していくためのサポートですよね。 ------- なんか『子育てに似てる』って感じます。
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私も子供がいますが、 親は子供を成長させることは出来ない。育つ環境を整え、成長していくプロセスをサポートすることしか出来ない。
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子供を信じて、試行錯誤失敗しながら見守りながら、ゆっくりとでもスクスクと成長するのを、手助けすることしか出来ない。
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子供を自分の思い通りにしようとあの手この手でコントロールすると、親子関係がおかしなコトになる(笑)。
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以外と、放っておいたほうが、しっかり育ったぐらいにして(笑)
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※↑メロンはそうはいかない。赤ちゃんレベルで見守らないと全滅します。
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なんか、植物・作物を育てるのと似ている。 --------
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今年は、北海道・中富良野町という場所で、5月から今まで、とにかく天候と気候環境が最高に良かった。
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甘すぎるぐらいに糖度載りが良く、焦るくらいです。ネット・網目模様も美しく仕上がり、なんといっても食味が良い。メロンが旨い、おいしいのです。
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毎日、メロン直売所にたくさんのお客様が来店され、メロンの試食を召し上がってもらいますが、皆一様に「甘いっ!なにこれっ?!」って声を上げます。
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「社長、毎年メロンがおいしくてお中元お願いしているけど、今年のメロンは特においしい。絶賛の電話があちこちから連絡がくるの。」
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今年は、本当に北海道・富良野の地の利が、おいしいメロン栽培に適した土地・気候環境が生きた、当たり年だと思って感謝です。
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通販でご注文頂いたお客様みなさま、ご依頼頂いたお届け先様にも、期待以上の食べて感動するメロンを発送出来たことを、出来ていることに、心からうれしさを噛みしめています。
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来年以降、どんな天候が来ても、今年のようなメロン品質を維持できるよう、植物・作物に対して人間ができることはわずかですが、全力でメロン栽培に取り組んでいきます。
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まだまだ、改善の余地はあるし、技術向上出来るはず。 ------
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昨日・今日とでメロンを1800玉ほど収穫出来ました。はぁ~、もう、腕が足がプルプルしてきます(^_^;)
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箱詰めしていていつも思うのは、通販でご注文頂いたお客様の『感謝の思い』を『寺坂農園の富良野メロン』を通じて、大切な方への贈り物になっているんだなー。っていうこと。
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ご注文メールを見ても、注文書を見ても、箱詰めするときに添える依頼されたメッセージカードの内容を見ても…
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「お世話になりました、富良野のメロン食べてください!」
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などなど、相手を気遣いながら感謝の気持ちを表している人ばかりです。
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メロンを詰めていて「これは責任重大だ」って、いつも良いプレッシャー感じます。
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そして、このメロンを食べておいしい幸せを感じてもらって、ご依頼主様の気持ちを伝えることが出来ますように!と、心から願っています。
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『メロンに、その人の感謝の気持ちが詰まっている』。気持ちを引き締めて収穫・発送作業を進めていかなきゃ、です。
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お中元ギフトの発送も続いていますが、この時期になると『残暑見舞い』『内祝い』『快気祝い』『誕生日プレゼントの日にち指定』『お供え』として、北海道赤肉メロンのご注文が増えてきています(^^)
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おかげさまで、理想的に仕上がったおいしいメロン、豊作×甘く大きいメロンが採れています。旬の時期は続いています。
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あなたの中にある感謝の気持ち。
よろしければ寺坂農園のメロンを通じて、あの大切な方へ伝えてみませんか?
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太陽の光と水と空気と土と、そして、一緒にメロンを育ててくれる社員・スタッフさんにも、感謝を込めてm(_ _)m
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甘いおいしいメロンを育てるべく、私が研究・実践中すべての技術を全部出し
でも、一番伝えたかったのは、ひたむきにメロンと向き合う情熱・熱量です。
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【社内研修会:寺坂祐一が取り組むメロン栽培のすべて(マニアック版)】7月上旬社内スタッフ1回目は15人、7月中旬に2回目を6名が参加で実施しました。
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まずは格納庫の中で土作り・肥料、農薬の解説から始まって、次はメロンハウスを次々と移動しながら生育初期、開花期、肥大期、縦ネット形成期~横ネット形成期→ネット完成期→糖度上昇期→収穫期→収穫判定法まで徹底解説・全部出しで、お話ししました。ふぅ。
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では、今日もメロンのお志事、やりきりますーっ(^^)/
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