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---------------- 寺坂農園メールマガジン1215号 令和元年6月13日 ----------------
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感無量。初収穫を迎えます。すべてに感謝ですっ!
うーん、5日ぐらい収穫・産直開始が早いかな。予定だと例年だと、収穫時期は6月17日~初収穫なのです。
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天気のおかげさまで、デカい(^_^;)
生育プロセスでの必要なタイミングで灯油ボイラー加温して育てた初物富良野メロン。
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ネット形成期~ネット完成期に好天・高温・高日照に恵まれまして、とても大きく育て今した\(^o^)/
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自分の手との比較だと、大きさが伝わらないかな…。2kgを超える特大サイズだらけです。こんなこと無いな…。
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まだ北海道は雪の多い頃。3月末に苗を定植して、開花期はまだまだ寒い4月末。
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気温も日照量も少ない時期に育てる初物北海道メロンなので、大玉サイズに仕上げるにも苦労する年があります。
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28年間メロンを育ててきて、こんなにメロンにとって恵まれた春の天候はありませんでした。
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食味もとても良く、酸味とのバランスも良く後味もさわやか。
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3時のおやつの時間には、1個のメロンを23分割に切り分けて、社員さん・スタッフさんみんなと初物メロンを食べて、感激していました。
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収穫2日前で糖度15度だと、収穫本番では16度ぐらいまで糖の蓄積が進む、甘く仕上がる。よしっ。
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今年の栽培で力を入れたのは、カルシウムを効かせた栽培。硝酸体窒素を収穫時に残さないように、えぐみというか苦みが無い美味しくて爽やかで、より味に深みのあるメロンを目指しました。
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メロンはカルシウムが大好きなので、いろんな方法を試してメロンに供給してみました。その他にもナイショの技術もチャレンジ。
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収穫期になって、↑写真3枚目のようにツル先に雄花がたくさん咲いているでしょ?そして、もうツルが伸びない『芯止まり』になっている。
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これは、メロン自身が果実に同化養分や糖を蓄積し、子孫を残そうと全力投入している状態、生殖成長に転換している証拠。甘く美味しいメロンに仕上がる状態です。
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逆に、この富良野メロンの収穫期にツル先が元気でビンビンに立ち上がっていてグングン伸びていたら…。
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メロン自体が子育てよりも、自己成長(栄養成長)に傾いている状態なので、メロンが裂果したり、糖度不足や食味にえぐみが出たりと、生育バランスの乱れがそのままメロンの味・品質に影響してきます。
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ちなみに、過去のメロン栽培に元気に育てすぎて収穫期を迎え、甘くないえぐみのあるメロンになっちゃったり…。
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肥大不十分でかわいい小さな甘さの薄ーいメロンを大量に育てちゃったり…。
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【黒歴史】、多数の私でございます(T_T)
失敗の数だけは誰にも負けないです…、トホホ。思い出すだけで寒気がしてきます…。
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いや、失敗は経験だ!経験値レベルは高い自分です…。あ、経験だけではダメで、そこから成長へと昇華させ続けますっ!
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まとめると、収穫期にこのような理想のメロン草勢に持っていくのがメロン農家の腕の見せ所なんです。
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とにもかくにも生育バランス。メロンの生育ステージに合わせた生育バランス。最後の最後までドキドキハラハラするよーっ、メロン栽培は。
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いろんなできごとがありましたが、善意溢れるたくさんの方々からのご支援を頂き、かつたくさんのお客様からご支持頂き、おかげさまで、2019年も富良野メロン初収穫を迎えることができます。
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そして、寒いだ暑いだ腰痛いだと、一緒にメロン作業を積み重ねてきた社員さん・スタッフさんもよく頑張ってくれました。
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心から感謝して、メロン収穫期に入ります!ありがとうございますm(_ _)m
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