生命体である土。まるで宇宙空間ともいえる土壌の生命力をアップデートせよ!

こんにちは。寺坂祐一です。

手作り発酵肥料ボカシ肥を作り!(10日ほど前)。マニアックなメロン栽培が始まりました。

目的はもちろん、メロン畑の土づくり。
土の3要素。科学性・物理性・生物性のうち、今回の作業は生物性にフォーカスし、土中に生きている有機物が循環している世界、微生物性の多様化が目的です。

糸状菌、細菌、放線菌など…。同じ作物を連作していると微生物性が片寄り、メロンが病気になる原因の糸状菌(フザリウム等)が多くなってきます。

そこで、夏~秋にかけて緑肥栽培&すき混み作業で有機物を土に多投し、冬を越え春には微生物の塊であるボカシ肥を元肥として投入し、有機物の炭素繊維を分解してもらいながら活力のある生きた土作りをし、メロンの苗を植えてていきます。

ですが、この土の中で起きているプロセスと効果は、科学的に検証できない。宇宙のような土の世界は目に見えない。

完全に自分の土作り妄想の世界であり、自己満足の世界。もっといえば土作り宗教であります。

ですがですが、私はもっと美味しいメロン作りを追い求めたい。死ぬまでやり続けたい。この宗教、やめられません(笑)。

現在空いているメロン育苗ハウス内にビニールシートを敷いて、各種有機質資材を混合し、種菌は大好きな『島本微生物工業のバイムフード』を使って好気性発酵させて作ります。

今回チョイスしたボカシ肥の材料は、カツオかす、マグロかす、混合魚かす、カニがら粉末、米ぬか、大豆かす、炭、バーミキュライト。

これに種菌のバイムフードを加えて、あ、廃糖蜜を買うの忘れたので白砂糖を加えてエサとして好気性菌を培養し高温発酵させます。

各材料を層状に積み重ねながら水を水分45%ぐらいになるようにテキトーに掛けて混ぜ合わせ山積みにして、コモを掛けて数日待つと発酵し始めるのです。

たしか、江戸時代から味噌・醤油を作る発酵技術を農業に応用したボカシ肥づくり、土作りの技術だったような…。

農業の歴史、農業の深みを堪能中です。

「令和2年にスコップ人力で切り返しかよ…」
めっちゃ昭和中期のような農作業で、腰が痛くて(鍛えられて)大変な作業ですが、ワクワクほうがまさるマニア人間です。

令和2年、いっちばん最初のメロン作り作業が始まりました!というお話しでした。おいしさに深みのある甘いメロン、2020年もたくさん育てて産地直送であなたへお届けします。

次は、発酵して熱くてホッカホカな様子をアップしますね。

北海道富良野の大地でバイト・パート、農業の研修・実習生として寺坂農園で働くと、ボカシ肥土作りについても学べます。2020年求人募集中です。

#あなたも寺坂農園で働こう

 

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