雪のお布団でアスパラガスの根を守る。

アスパラガス畑がふわっとした雪に包まれて、これがお布団のように土を温かく守ってくれるのです。

おはようございます。農チューバーの寺坂祐一です。

前回の動画で積雪前の『アスパラガスの茎葉倒し込み作業』をお伝えしました、その続きの動画です。

20cmほどの雪に覆われたアスパラガス畑。雪がお布団となり断熱効果を発揮することによって、厳寒期にはマイナス25度にもなる中富良野町でも土壌凍結しないのです。

土とアスパラガスの根、貯蔵根・塊茎が凍結することなく冬を乗り切ることが出来ます。

もし、土が凍結すると…

アスパラガスの貯蔵根・塊茎も凍ってやられちゃいます。

そうなると、せっかく秋~初冬にかけて茎葉で生成された同化養分が塊茎や貯蔵根に転流し、たっぷりと蓄えられて翌春に備えているのに…。

凍結すると壊滅…することも!怖い!
土壌凍結にやられちゃうと、翌春は可細いアスパラがパラパラ芽吹いてきて…。一発撃沈。回復は無理、廃耕となるでしょう。

ですので、積雪前に大きく育ったアスパラガスの茎葉を倒し込み、綺麗に雪の覆われるように準備しておくのです。

北海道・中富良野町この地域ならではの冬期間農業技術ですね。この技を教えてくれた地域の先輩には大感謝です。

話は変わって…。

来年2020年のメロン栽培農業研修・実習生の応募が来たっ!ヤッホーッ。テンション上がるぜ。

毎年、3~4名の研修生・実習生が寮に住み込みで働きながら学びに来られます。夏休み期間は農大生や大学生も毎年2~3名来られます。

こうなるとね、マニアックメロン農家の私気合い入るのだ。私の持ちうる農業技術ノウハウテクニック表技裏技コマンドすべて教え込みます。

良いも悪いもすべて吸収して良いとこどりして、いろんな体験経験、人との繋がりをあなたの人生資産にして欲しいです。

メロン栽培技術のみならず、アスパラガス栽培技術、ミニトマト栽培、大人数雇用マネジメント、ビニールハウス多棟数管理技術、農家の取り組む直販通販のすべて、野菜ドレッシング製造農産加工の実際、メロン直売所での販売運営などガッツリ学べる体験できる農園、熱く農を語り合いましょう!

あなたも寺坂農園で働こう
2020年度農園スタッフ募集中

話を戻して、アスパラガスに雪のお布団だけど…。

今日はまさかの雨。

雪が融けていく~。
どうなる?アスパラガス畑?!

農民の心配はつきません…。
大丈夫、大丈夫、きっと大丈夫♪