【「数字」が読めると本当に儲かるんですか?】 古屋悟司さん著  田中靖浩さん案内人

これは読んで欲しくない!!
あ、”ライバル”に読んで欲しくない。
心からそう思う、正直、
紹介するのがもったいない本(>_<)
【「数字」が読めると本当に儲かるんですか?】
古屋悟司さん著  田中靖浩さん案内人

自分だけ知っている事にしたい
そんな本ってあるよね?
このビジネス書が、そうなのさ。

お願いだから、ライバル…
えーっと、寺坂農園のライバルというと…

・ネットショップやっている
・農産物の直接販売をやっている
・お取り寄せ 通販の事業をしている
・ダイレクトマーケティングやっている
・野菜や果物の直売所をやっている
・楽天とかアマゾンとかもライバルだなぁ

この本、読んで欲しくないです。
がんばってお客様のため…
いや、売上げを上げるために
『安売り』を続けていて欲しいです。

この本を読むと気づかれてしまう。
「安売り」「値引き販売」
が、どれだけ危険な麻薬的方法なのかを。

この本はすごい。
私、一気に読ませていただきました。
実は、
著者の古屋さんは存じ上げていまして…

3年前ほど、札幌で会計セミナーを開催。
それに参加させていただき、
とぉーっても勉強になって衝撃を受けました。

それから、寺坂農園は
売上げを伸ばすのをやめました。

売上げを伸ばすことが、
お客様、従業員スタッフ、家族…
みんなの幸せになるだろうか?

仕事を通じての人生そのものを
考えるきっかけになった
すばらしいセミナーでした。

 

そこででた究極のキーワード。

それが【限界利益額】【限界利益率】。

経営者、営業担当、マーケターの方で
この言葉をしっかり理解し、解説し、
この数字に注目して経営している方って
何人ぐらいいるのだろうか?

私、社長さん友達がたくさんいますが
経営談義でこのキーワード、
出てくることはありません。

たいてい、自分もそうですが
従業員のこと、時代の変化、
銀行対策、資金繰りのこと…
仕事や家族の悩み。
そういう会話で盛り上がりますね。

社長の責任は重い。
背負っているもの、量が違う。
従業員の家族も背負っているも同然。

多くの人の幸せを生み出すのが
経営者の役割、醍醐味ですよね。

まぁ、つらく苦しいこともセットで
やってくるわけですが…。
それは成長に変化することとして。

 

その事業・企業を
継続するのに必要なのが利益。

売上げじゃなくて、利益です。

人がエンジンで利益がガソリン。
それで会社が動いて
多くの人の困りごとを解決し
社会に感動や幸せを提供していく。

だが、利益だけを追い求めていいのか?
著者の古屋さんは問いかけます。

お客様から「ありがとう」と笑顔で
言ってくれることが何よりもうれしい。

古屋さんの想い、同感です!
そのために社長やってるんですよね。
で、これを永続的に回し広げていくには
利益が必要になるのです。

【限界利益額】【限界利益率】
これを勉強し、把握しましょう。
この本でわかりやすく解説されています。

しかも、古屋さんが実体験した
ストーリーとともに語られるので
すーっと理解できます。
数字、計算、公式もわかりやすかったです。

私たちが毎年作る決算書。
それは、あくまでも『税務会計』。
税金を納めるための会計です。

この本では、どうやって利益が生まれ
会社が生き残っていくのかがわかる
『管理会計』を学べます。

ライバル以外の方に
絶対に読んで欲しい本です。

この本に書かれているとおりに
自社の商品ごとに限界利益・限界利益率を
一回計算してみると
販売計画・売上げ計画など
見方が変わってくること間違いなしです。

この本を読んで大切なことは
実行・行動することです。

3年前、古屋さんの会計セミナーを
受講した後、エクセルで表を作って
商品ごとにちゃんと数字を出しました。

それを見て思ったことは…
「なんて、適当な販売計画だったんだろう…
売上げばかり気にしていたけど、
そこじゃなかったんだ…。」

その後、これまで、
当農園は安定して黒字経営となってます。
「何とか売らなきゃっ!」
そんな気合いも入っていません(笑)
でも、安定して黒字経営となりました。
アリガタヤ…(^-^)

盲点でした。気付きを得られました。
学校で教えて欲しかったよ!
こういう大切な『管理会計』を(涙)
もっと深く学びたくなりますが、
入り口としては最適な会計本です。

では、読みながらページの端を織り込んだ
ハートにズッキューン部分を
引用させていただきますね。

■好事魔多しーーーどうやらそれは
商売にも当てはまるようです。
~「売上げという魔物」に
飲み込まれています。49p

■儲けるための会計が「管理会計」67p

■限界利益が大きければ大きいほど、
会社の『儲けパワー』が大きいと
理解しもらって大丈夫です。84p

■(営業利益について)
たかが1%、されど1%。
このわずかな差が大きな差になって
自分に返ってくることを
忘れないでください。142p

■管理会計のメリットはまさにこの
「利益のシミュレーション」にあります。
決算書だけではできなかった
「利益のシミュレーション」が可能になる。
これが管理会計の長所です。160p

■僕はこれまで
「たくさん売れる=儲かる」
と思いこんでいました。~中略~
そんな考えが染みついていたえので、
「暇=儲からない=会社が危ない」
とういうふうに感じていたのが
漠然とした不安の正体です。170p

■「今までの価格で商品を
販売し続けても儲からない。
儲からないならば、
今までの価格設定は妥当ではない」
183p

などなど…気付きと学びに
満ちあふれた会計書でございます。

最後に目次を紹介します。

1章 お金はあとからついてきません

2章 「数字」が読めると
   本当に儲かるんですか?

3章 「儲けパワー」を高めるためには、
   どうしたらいいんですか?

4章 「値上げ」をしたら、
   天国と地獄をみました

5章 「数字」が読めると本当に儲かりました

ねっ、知りたいことだらけでしょ?

経営者なのに、社長なのに、
勉強しないで『現場に逃げて』頑張って
社会変化を読まずに業績悪化させ
キャッシュアウトフローを続け
会社をつぶしちゃう…。

迷惑です。
多くの人に迷惑をかけすぎます。
私も業績が悪化したとき
多くの人に心配と迷惑をかけちゃいました。

だから、経営者・社長は
勉強し続け、行動することは
責務だと思っています。
自分もまだまだですので…(>_<)

この本、蔵書決定です。
何回も読んで、エクセルたたいて
計算して行動する本ですね!
ぜーったいに経営がよくなる。
いい本に出会えました。

起業した人、起業する人、
農業で独立を考えている人。
この本読まずして経営者になるのは
闇に突っ込むようなものです。
まず、仕組みを学びましょう!

そんでもってこの本、売れています。
さっきチェックしたら、
アマゾン総合で215位!

カデゴリで2位!売れすぎでしょ。
でも、納得ですわ。
いい本が売れて、読まれつづける。
そんな世の中であって欲しい。

「数字」が読めると
本当に儲かるんですか?

のご紹介でした。
あぁ、ライバルに読んで欲しくないわ。
(しつこい)

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