寺坂農園の6次化をどう進めていくか?
株式会社リプロール 山口 祐輔 (Yusuke Yamaguchi)さんに
ガッチリ相談してきました。

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昨日は、富良野市雇用促進協議会主催、
農業の6次化・個人相談会へ。
寺坂農園の加工担当の 中田 涼 (Ryo Nakata)
わたくし社長と2人でお伺いし、
3人でのセッションでした。
山口さんには3年ほど前から、
富良野市の6次化推進でのサポートや
ミラサポを通じてお世話になっています。
そうそう、9月の台湾講演では
現地でご一緒いただき、とーっても
助かりました!!
山口さんは台湾でもデザインや
農産物販売のマーケティングで活躍。
大きなイベントも手がける
辣腕コンサルタントなのです。
しかも!その目標達成のために
中国語を勉強しマスターしたという
どんでもない努力家です(^^;)
台湾ではほんとうにお世話になりました。
※写真は9月台湾講演で
一緒にコラボセミナーをさせて
頂いたときの写真です。
昨日インカメ撮るの忘れた(笑)
で、今回、弊社の中田とともに
どんなことを相談したかというと…
野菜ドレッシング6種類の製造・通販も
軌道に乗りつつあり、
来年春には加工場もできて、
製造能力があがり、
加工商品の種類も広がります。
6次化の、加工部門の可能性が広がる。
が、どの用の方向で進めていったら
いいのか??
その方向性・可能性を探る
おーざっぱな、ブレスト会議的な
セッションとなりました。
おもしろかったー!
アイディア出し、未来を語り合うって
ほんとうにワクワクで楽しいですね。
当農園の課題は、
北海道農業の共通思うのですが
『冬の仕事・雇用』が無いこと。
だから農業も加工・販売に取り組んで
冬の収入や仕事がない問題を
解決しよう!ってなるのですが・・・
実際に野菜ドレッシングの加工・販売
通販を5年ほど取り組んだ
当農園の経験か言うと・・・
『冬の仕事を作るための6次化は
うまくいかない可能性が高い』
です(-_-;)えぇ、
うちの最初の動機もそうでした…
山口さんとのセッションの中で
振り返っていみると…
本当は、寺坂農園の都合的には
野菜ドレッシングの加工業務は
農閑期の冬の仕事になって、
冬にたくさん売れてくれたら最高。
しかーし!現実には…
富良野は観光地。
野菜ドレッシングは観光客に人気で
夏に一番売れる。
はい、メロンの作業ピークと
思いっきり重なり、忙しさアップに(^^;)
ニンジンやタマネギ、ニンニク
カボチャなど、材料確保のための
一次加工→冷凍保存のお仕事も
収穫したらぼぼすぐに加工行程を
こなさなければならないので
これも忙しさアップ。
そして・・・
冬は野菜ドレッシングの販売量が
落ちるので、加工の仕事も減る。
うーん、思惑通りに行きませんね(-_-;)
売れているだけ、大感謝なのですが。
しかし3人で確認したことは
・冬の仕事を作るための加工は
農家のエゴであり、うまくいかないかも。
・『この加工食品はうまい!自信あるっ!
お客様に○○○で喜んでもらえる!』
という確信に近い
“正しい思い込み”=情熱がある。
のだったら、やるべきだし、
その事業は成功の可能性が高い。
ということでコミットメントしました。
お客様の幸福の創造=6次化の取組
が、理想ですよね!
お金を稼ぐ方法はたった一つ。
『お客様に役立ち、喜ばせること』
に、つきます(^^)
新・加工場が稼働してからの
あたらしい取組、商品展開について
いろんなアイディア出しをしました。
ここに書けないのが残念ですが
これから一つずつ商品作りの
研究・開発に取り組む様子を
アップしていきますので、お楽しみに♪
こういうセッションって、
社内の人間だけで話し合わずに
外部の人間、経験豊富なプロが入って
話し合うと、とってもいいですね!
まさに『仕合わせ作り』です(^^)
ゆっくり取り組んでいきますね。
新加工場建築にともなう
新しい商品展開についての
お話でした。
では今日もたくさんの
仕合わせを生み続けましょう(^^)/