泣いた、泣いた。なきじゃくった(T ^ T)
歳とったのかなぁ、自分。
涙もろくなったわぁ…。


アマゾンでレンタルし連続二回観ました。
壮絶で、凄い、映画だった。

将棋の映画なんだけど
将棋のことを知らなくても
この映画から伝わってくるメッセージ
将棋に人生をかけた男たちの話は
心にガンガン響いてくる。

かの有名な天才棋士、
羽生善治さんを知っているだけで
いや、知らなかったとしても
この映画から熱いものを感じられるはず。

 

なんと、実話。

難病にかかり、29歳の若さで亡くなった
村上聖さんの生涯を描いた
ノンフェクション小説を映画化。

うん、小説も買って読もう。
大崎善生さんがノンフェクション小説を
2002年に出していて
第13回新潮学芸賞受賞しているんですね。

アマゾンで見たら
カスタマーレビュー145件!!
それで星が5つ。むむぅ〜。
映画が凄すぎたので、期待大だ!

映画の内容の話に戻るけど…

 

将棋にかける想い。なぜ?将棋をやるのか?

羽生名人と村山でサシで飲むシーン。
2人のやりとりにすごく共感したんだ。


なんか、農業と同じところがあるなーって。
自分の志事に対する想いにも
似ていると感じた。

映画の中からでの村上聖さんの言葉

「一位じゃなきゃ意味がないんだよ!」

響いたなぁ…(T ^ T)
持病が悪化し、確実に死に向かっている村上。
時間がないのだ。
『生きている』ではなくて
『死に向かっている』のだ。

それでも彼は夢を語る。
2つの夢がある。
それは将棋で名人になって…
もう一つは…

ネタバレなるから映画を観てね。
このシーンで愕然となった。
すごい衝撃を受けた。
とてもリアルな夢と想いに
心が熱くなりました。

あと、すんごいのが…

主人公の村上聖を演じる松山ケンイチさんの
役作りと演技が震えるぐらいリアル。

この役を演じるのに体重を20kgほど
増やしたらしい…
最初俳優さんが誰か?わからなかった。

細やかな演技、難病を抱える主人公を
ずーっと見事に演じきっていました。
この松山ケンイチさんの演技を
見るだけでも、震えてきたなぁ。

あとあと、羽生善治名人を演じる
東出昌大さんの演技がビンゴ!
本人に似すぎてるーーー!


つーか、羽生さんが乗り移っているでしょ!
もう、研究と演技をしすぎレベル。
役者人生をかけていると思うよ。

それほど見事に羽生さんを演じきってます。
将棋の盤面を見ていても
どっちが優位か?形勢がわからないでしょ。

でもね、羽生さん演じる東出さんの
表情を見ているだけで、
戦いの形勢がわかるの!!

一手、一手ごとに表情が変わるの!!
もうね、本物??
本人が出演しているの?
それぐらいすごい演技。

だから、立て続けに2回見たさ。
2回目もおもしろかったー!!
2かいめにみたほうが面白かった!
より、味わえましたよー。

 

あぁ、小説を読むのが楽しみだ。

たいていの場合、げんさくのノンフェクション
小説の方がより深く背景や情景が
描かれていて、感動するはずなのだ。

ありゃ、さっと紹介しようとかきはじめたのに
長くなちゃいました(^◇^;)
それだけ、感動しまくった映画
だったんですよー。DVD購入、愛蔵版決定。

秋の夜長に観て、涙して欲しいなぁ。
生きること、
いや、
私たちは死に向かっていることを
考えさせてくれる映画です。

素敵な映画に感謝。
今日は農業・お志事休みです^_^
家族と仕合せを生み続けます!