メロン畑を耕す前に~♪
まずは土の健康診断。
山田式ph測定具の登場だぁー!


土のペーハー、酸性なのか?
アルカリ性なのかを測定します。
試験皿にメロン畑の土を入れて
(皿の深さの1/3ぐらい)
『山田式ph指示薬』
をお皿いっぱいに垂らします。
そしてスプーンでグルグルかき混ぜる。
泥水になるよね。
そこでじーっと待つ。
土が皿の底に沈殿してきたら
指示薬の色を見る。
色階表と見比べて
「う~ん…、
若干、緑がかっているから…
ph6.5ぐらいかな!」
って、決断します!
メロン生育の適正phは6.5前後。
まぁ、6.0でも大丈夫!
酸性に傾きすぎると
石灰が足りなくて生育悪くなります。
メロンは石灰Caが大好き♡
だからって石灰をたくさん施用して
phを高くしちゃうと…
Caが微量要素の吸収を阻害するので
(昔習ったけど、仕組み忘れた)
こりゃまた生育に障害が出る。

バランスが大切なんです。

他にも、石灰/苦土比(Ca/Mg)とか
苦土/加里比(Mg/K)とか
バランスを見る指標がたくさんあります。
その総合的な土壌分析&診断は
3年に一度ペースで
全33棟のメロン畑すべてをやっています。
で、今年はペーハーだけ。
それだったら、分析する所に依頼せず
この『山田式ph測定具』で
事足りる訳なのさ~。
これ、おもしろいよ!
理科の実験みたいでさ…
ワクワクするんですよね♪
望んだ数値、色(黄緑)がでたら
うっしっし…
って、ニヤニヤしています( ̄▽ ̄)
逆に、赤っぽい色になったり(酸性)
青っぽい色(アルカリ性)になったら
ぐっはーっ!
っていう衝撃です(>_<)

--こここからマニアックです---

酸性だったら、その数値に合わせて
『苦土炭カル』
という石灰にマグネシウムが混じった
土壌改良材をメロン畑にまきます。
phの数値を1上げるのに
(ph5.5→ph6.5にするのに)
寺坂農園の土壌だと10a当たり
400kgぐらいの石灰が必要です。
これはおこす深さも関連するので
経験で出た数字です。
10aは1000平方メートル。
10m✕100mの面積でph1上げるのに
400kgの石灰を畑に入れて耕すと
pHが1度アルカリ性に傾きます。
当農園の平均のビニールハウスは
幅6m、長さ100mなので
面積は600平方メートル=6a
pH1上げる場合の計算は
石灰400kg✕0.6=240kg。
240kgの石灰をビニールハウス1棟
に散布して耕すと
適正Ph6.5ぐらいになる、ハズ。
しかーし、ここに落とし穴が。
春、一度に10a当たり400kgもの
大量の石灰を畑に入れて
メロンを植えると…
急に石灰が効くので
微量要素吸収阻害となって
生育がまちがいなく、こじれます。
好天が続き、マルチフィルムで
覆われたメロン畑の土が暖まると
生育に微量要素吸収が追いつかなくなり
生育が悪くなります。
この落とし穴に
なんかいハマったことか…(T_T)ウゥ…
ですので、目標数字の半分
10a当たり200kg
これでもちょっと多いかな…
と、施用量を抑えます。
秋にph調整するなら、
秋に400kg投入して一冬、
雪の下にしてなじませたらOK。
ですが、春に施用して
そのままメロンを植えるのだったら
厳しい結果になっちゃいます。
なんでも、急にやっちゃったら
環境の急激変化は、いけない。
2年かけてph調整するぐらいがよろしい。
長くなりましたが、
メロン畑のph調整のお話でした。

今日は接ぎ木だ!

メロン種まき第3回目+4回目の
ルピアレッド苗1500本の接ぎ木
『呼び接ぎ』作業を行います。
連休中で人が少ないので…
社長(ワタシ)も現場に投入です!
やんぞーp(^^)q
接ぎ木、得意だぞー!
プラモデル作りとか好きだぞー!
(これはちがうか)
すべては、おいしいメロン作りと
お取り寄せ通販で
全国へお届けするために!
では今日もたくさんの
仕合わせを生み続けましょう(^^)/