本気で稼ぐ!
これからの農業ビジネス
藤野直人さん著

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オビにある

「儲ける農業は、
自分で作って自分で売る!」

心ひかれますわ~(^_^;)

私も自分(農業法人ですが)で
生産したメロンはほぼ全量
お客様への直販で販売しています。

いわゆるBtoCに特化している
農業経営なのです。
お客様へ直販をやり抜いています。

で、この本では
BtoB取引、中規模流通に焦点を絞り
完成された農業ビジネスの形を
分かりやすく伝えています。

農家が生産した農産物は…
農協・市場流通が一般的。

それとも
当農園のように、消費者へ直販か?
これは確かに、ハードル高い。
誰もが出来る…とは言えないかも。

農家ってホント忙しいから、
よっぽど好きじゃないと
直販は手間がハンパないので
続かないですよね…(^^;)

そこで著者の
藤野さんが提案するのが
「中規模流通」。

これはナルホドです!
私も22年農業しているので
何件かの生産グループや
販売グループと接していますが
やり方、姿勢、ノウハウが見事。

さすが、専門家。
こなした場数が多いからこその
仕組み作りとアドバイスが
腑に落ちます。

中規模流通、といっても
取引先や売り先に応じて
こんなに違うんだと驚きです。

とりわけ、著者の提唱してる
「原価提示型販売のすすめ」は
原価の把握に弱い農民(私)に
軽く衝撃を受けた販売手法でした。
これだと説得力ある。うん。

農業をしていて
すでに対企業取引をしている方
自ら販売に取り組みたい方
またはこれから販売を始める方

一読をオススメします(^^)/

本を読むと、
自分の世界が広がりますね!
ありがたいです。