冬至の夜長は、読書が進みますなぁ~

ヘンでいい。「心の病」の患者学 齋藤学×栗原誠子著

人の話を聞くこと、感情で理解し、共感すること。

コツというか、感覚が何となく伝わってきました。

あー、こうやって応答するるんだーって
ちょっと極端気味(?)に書かれているのがわかりやすかったです。

アダルトチルドレン系のお話なので
どうしても話や内容が重たくなりがちなのですが
栗原さんと齋藤さんの対談形式で
読みやすく、雰囲気もひじょーに伝わってきます。

カウンセリングの一つの方法

として、学べました!

2人の子供を持つ親として…

やっぱり、家族関係のお話が気になりました。

182p 「愛という暴力」にはなんか心が震えた。

溺愛される側の“呑み込まれる不安”。

愛の対極はなになのか?

「やさしい暴力」と「見えない暴力」

これは怖いです。
齋藤さんは「虐待の一部ととらえている」という。

親の期待と愛にしばられる子ども。

最近、いろんな子ども達と接する中で

自己表現をしない。じーっと大人を見ている。

そんな子どもがいるんだなーって感じていたので…

融通無碍で解放された子どもって、
キラキラ、生き生きしていますものね。

子どものため、と親がしていること。

本当に“子どものため”だろうか。

実は自分が楽だから。
自分の「ねばらない」という観念を押しつけてるだけではないのか?

自問自答しながら、子育てを楽しんでいきます!

子育ては、自分を成長させてくれますね。